友人同士の金銭感覚の違いは、なかなか指摘しづらいものです。
しかしあまりにもズレが大きかった場合はトラブルに発展することも……。
これは筆者の友人が未だに悩んでいる、割り勘した時に発生した金銭トラブルエピソードです。

ポイント利用で予約

先日、友人と食事をした際にどうしても納得いかないことがありました。

2人で店を決めて予約は私がすることになり、グルメサイトからネット予約をしました。
食べ飲み放題のメニューで一人3000円のコースを二人分、合わせて6000円でした。
私はポイントが貯まっていたので、事前に友人に「私の分の3000円はポイントで払ってもいいかな?」と聞くと、「いいよー」と返事が来たので、3000円分のポイント利用で予約をしました。

当日、お会計の時に

当日、食事を済ませてお会計をしにレジへ行きました。
「3000円分ポイント利用なので、お会計3000円です。」と店員さんが言うと、友人が「じゃあ、1500円づつねー」と言いました。
「え? 一人3000円だよ?」と私が言うと、「なんで? だって割り勘だから1500円でしょ?」と1500円を置いて出て行ってしまいました。
仕方なく私も1500円を払って外に出ましたが、モヤモヤが収まりません。
やっぱりおかしいと友人に説明したのですが、「え? だってポイントでしょ? それじゃそっちはお金出してないじゃん!」と話にならず、最後には「なんかケチじゃない?」とまで言われてしまいました。

それからその友人とは疎遠になりましたが、「ポイントはみんなで共有するものなのか……もしかしたら私の感覚がおかしかったのかなぁ」と未だに分からずモヤモヤしてしまいます。
どちらにせよ、あの失礼な態度の友人とは縁が切れて良かったとは思っています。

【体験者:40代・パート女性、回答時期:2024年11月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:かたひらむぎ
大手マスメディアに勤務し、結婚を機に退職。現在は2児を育てる専業主婦ライター。家族や友人など、波乱万丈な人生を送る人たちに囲まれ、取材対象に。インタビューを行う中で「事実は小説よりも奇なり」を実感。体験者のリアルな思いを読者に届けるべくltnで活動中。