お得感のあるふるさと納税制度。食べ物から日用品、体験型の返礼品などもあり、選ぶ楽しさもあります。今回は私の友人A子から聞いた、息子夫婦のふるさと納税に口出ししてくる非常識な姑の話を紹介します。

A子の大人な対応

まだ幼い子どもを育てているA子は専業主婦です。家計管理をすべて任されているので、どうしても節約志向が高くなってしまい、豪華な海鮮や高級な牛肉などは普段はなかなか食卓に上がりません。独身時代のように自分にお金をかけることも激減しました。

控除の上限額を考慮しながらふるさと納税の返礼品を選ぶことはA子にとって楽しみの一つ。できればすべて自分で選びたいものの、姑の意見を多少は取り入れないとあとあと面倒なことになりかねません。

A子夫婦のふるさと納税に姑がでしゃばることに対して、A子はイライラもしましたが、大人なA子は1品だけは姑の希望を取り入れることにしたのでした。

不満は蓄積される……

普段からやさしくされていたらA子の考えもまた違っていたかもしれません。いつもお世話になっている義両親に感謝の気持ちを込めて贈ろうと思ったでしょう。しかし、現実はそうではありません。いつも何かと過干渉な姑にうんざりし始めていたA子。姑によるふるさと納税への口出しがいつまで続くのかは分かりませんが、不満が募るA子でした。

ふるさと納税の返礼品は、寄付する都市を選ぶ重要なポイントです。自分の食べたいものだけでなく、家計とも相談しながら日用品や体験型のものなど最善のものを選ぶのもA子は楽しいそうです。姑はA子から選ぶ楽しみを奪わないであげてほしいですね。

【体験者:30代・女性主婦、回答時期:2024年12月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:ichika.K
2児の育児を機に、ママの悲喜こもごもを描くライターとしての活動をスタート。子育てメディアなどの執筆を経て、独立し現在はltnでコラムを連載中。大手企業の総合職でのOL経験、そこから夫の単身赴任によりワンオペでの育児を行った経験から、育児と仕事を両立するママの参考になる情報を発信すべく、日々情報をリサーチ中。