念願のスマホデビュー
小学6年の娘が、この春にスマホデビューしました。周りのお友達はすでにほとんどの子が持っていて、女子で持っていないのは娘を含め数人しかいませんでした。スマホを持つにあたり、もちろん約束事を決めて、時間制限もかけました。持ち始めてしばらくの間はチェックしていましたが、問題なく使えていたので次第にチェックもしなくなり、本人に任せていました。
娘の様子がおかしい
半年ぐらいして、やたら娘のスマホの通知音が鳴るようになりました。最初の頃はあんなに楽しそうに見ていたのに、画面の通知を見た瞬間スマホの画面を伏せて放置するようになり、さすがにおかしいと思い聞いてみたら、娘が突然泣き出したのです。
スマホを見てびっくり
スマホを確認すると、最近仲良くなったという同級生の女の子から引くぐらい大量のメッセージがきていました。
「ねぇ遅い」「返事まだ?」「既読スルー?」「もう起きてるんでしょ?!」「私じゃなくてなんであの子と遊んでたの?」などのLINEが、連日、朝6時から夜9時すぎまでびっしり!
思わず「ストーカーされてるの?」と聞いてしまうくらいの量でした。
子どものスマホは要チェック!
娘に了承を得て私からその子に「いつも仲良くしてくれてありがとう。でも娘も自分の予定があるしスマホばかりみていられないの」とメッセージを送ると、返信はピタッと止まりました。親がチェックしていることがわかったからか、それ以降大量のLINEが送られてくることはなくなりました。
その後はスマホを通じたお友達とのやりとりの仕方などを再確認し、娘からその子にも直接話をしたので今は平和なようですが、スマホ上での子どものやりとりはトラブルありき! と思い気にかけるようにしています。
【体験者:40代・女性会社員、回答時期:2024年11月】
※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
ltnライター:Kato Rira
シナリオライターとして活躍するも、出産と育児を機に、フリーライターに転身。バリキャリから、家庭と仕事の両立への転換を経験し、その思いをコラムに執筆。現在はママ、PTA、職場と家庭のバランスなどを主なテーマにコラムを執筆中。