対等な関係を維持したいなら、友人同士でお金の貸し借りをするのは危険です。「金の切れ目が縁の切れ目」という言葉もあるとおり、お金の問題で友情にヒビが入ってしまうこともあるようです。今回は友人から聞いたエピソードをお届けします。
金遣いの荒い友人
「実は……急な出費でお金が足りないの! お願いだから5万円貸してくれない? 絶対に返すから!」
友人のA子からそんな連絡が来た時、正直私は「またか」と思ってしまいました。
A子は以前お金を貸した時もなかなか返してくれず、催促するのに苦労したのです。
懇願されて、仕方なく……
正直、もうA子にお金を貸したくはありませんでした。しかし、電話口のA子はかなり切羽詰っている様子。
「どうしても困ってるの! お願い!」
何度も懇願され、私は渋々承諾することに。
「必ず約束の期限までに返してよ?」と念を押して、5万円をA子の口座に振り込みました。
現れた友人が持っていたのは
それから数週間後、A子から久しぶりに連絡があり、カフェで会うことになりました。
約束した返済期限はとっくに過ぎていたため、てっきりお金を返してもらえるかと思い、私は安堵して出掛けました。