医療従事者も多種多様で、医療現場は本当に奥の深い世界です。
筆者は理学療法士として従事しておりましたが、その時に感じたお話をご紹介します。

下肢を動かしたい時にGパンを着ていると、かなり身体を動かしにくいのです。
またスカートを履いている時は、下着が見えないようタオルをかけて実施しますが、正直やりづらい&周りに見えないかヒヤヒヤします。
上肢や体幹を動かしたい時に、ピッタリした伸縮性のないシャツを着られている方の時は、さすがに破けるのでは? とヒヤヒヤして、伸ばしきるのを躊躇してしまいました。

さらに歩き方や荷重のかけ方なども重視するので、その時私達は足先までではなく靴までチェックしています。
しかし女性の中には、怪我をしているのにも関わらず、頑張ってヒールを履いてくる、なんて方もいらっしゃるのです……。

極力動きやすい服装でお願いします!

オシャレをするのはとても良い事ですが、可能な限り、ゆとりのある服装で来院していただけたらと思います。
何故なら、怪我をしている部分や細かい動きをしっかり見極める事で、いち早い回復にも繋がるからです。

もちろんリハビリの後仕事へ行かれたり、お出かけされる方もいらっしゃいます。
様々な事情を考慮した上で、極力動きやすい服装で来ていただけると非常に助かります……!!

まとめ

中にはジャージやTシャツを持参されて、リハビリ時だけ着替える方もいらっしゃいました。
お仕事もお出かけも、心身の健康があってこそ。まずは体調第一で、無理せず過ごしてくださいね。

【体験者:30代・筆者、回答時期:2024年11月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:Yuki.K
飲み歩きが趣味の元キャバ嬢。そのキャリアで培った人間観察力でコラムを執筆中。すっと人の懐に入ることができる天然人たらしが武器。そのせいか、人から重い話を打ち明けられやすい。キャバクラ勤務後は、医療従事者として活躍していたが出産を機に退職。現在はこれまでの経験で得た人間関係を取材に生かし、主に女性の人生の機微を記事にするママライター。