新しいお店
私は地方で暮らしており、のどかではあるものの毎日に代わり映えのない生活を送っています。
買い物は近所のコンビニかスーパーに出向くくらいで、正直変わらない風景に飽き飽きしていたんだと思います。
そんなとき、私の地元に県内初の某海外輸入品ショップがオープンしました!
そのお店では食材や日用品が海外サイズの大容量で販売されており、値段も低価格なのです。
量や値段に感動したことに加え、目新しいそのお店に私はすぐにドはまりしました。
毎週のようにそのお店に通い、大容量の肉を買って冷凍保存したり、普段からよく使う日用品をまとめ買いしたり。
ときには友人と一緒に買い物に行き、購入品をシェアするのも楽しみだと感じていました。
ペットのエサ
いつものようにその某海外輸入品ショップに向かうと、大容量の猫のエサを発見!
我が家で飼っている猫はとくに持病もなく、普段はスーパーに売ってあるようなエサを食べています。
猫のエサはひんぱんに無くなり、その都度スーパーに購入しに行っていたので「これはいい!」と思い、その激安で大容量の猫のエサを購入しました。
さっそくその日からエサを変え、某海外輸入ショップで買ったエサを与えていたのですが……。
これがのちに深く後悔する出来事に発展したのです。
猫に異変
猫のエサを変えてからしばらく経ったある休日、私は自宅でのんびりと過ごしていました。
近寄ってきた愛猫を抱き上げた瞬間、いつもと肌触りが違うことに気がつきました。
なんと愛猫のお腹部分の毛がすべて無くなって、地肌が丸見えになっていたのです!
すぐに動物病院へ連れて行くと、獣医から「海外製のエサが合わなかったようです。アレルギー反応を起こしています。」と言われました。
幸いエサを前の物に戻すと毛が生えてきて大事には至りませんでした。
しかしこのことをきっかけに、大容量や激安は魅力的ではありますが、家族の体内に取り入れるものは注意して選びたいと考えるようになっています。
【体験者:30代・男性会社員、回答時期:2024年11月】
※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
ltnライター:Emi.A
夜の世界での接客業を経て、会社員に転身。その経験を生かして、男女の人間関係を中心にコラムを執筆。結婚と出産の際に会社員として苦労した経験を経て、働く母親世代の思いにも寄り添うべく、執筆業専門に転身。現在は、男女関係、ワーキングマザーのリアルを描くライティングを行う。