これは筆者の友人から聞いた衝撃の不倫エピソードです。
私の知らないエコー写真
これは私が元旦那と別れるきっかけになった数年前の出来事です。
結婚後、私たち夫婦はなかなか子供に恵まれなかったのですが、不妊治療の末にやっと子供を授かりました。
とある日、町内会費の小銭が足りず、お風呂に入っていた旦那の財布から小銭を貰おうと財布を開けました。
すると私の妊娠より前の日付のエコー写真が出て来たのです!
まさかと思いお風呂から出てきた旦那に「これは一体何!?」と聞くと、友達からもらったと言うのです。
普段あまり喋らない旦那が聞いてもいないことまでペラペラと饒舌に喋り出し、明らかに様子がおかしいと思っていました……。
旦那の様子が怪しい
これは絶対に何かあると思った私は友人に相談すると、戸籍謄本を確認した方がいいと言われたため、翌日朝一番に役所に行きました。
そこには、驚くことに私と結婚した後に旦那が子供を認知した旨が記してありました。
役所関係の手続きに旦那が仕事を休んでまで行ってくれていたのは、優しさではなくそういうことだったのだと怒りと悲しみがどっと押し寄せてきました。
それを持ち帰り、旦那に見せるとさすがに観念し浮気していたことを白状しはじめたのです。
不倫相手に子供ができ、奥さんにバラすと脅され仕方なく認知したとのこと。
給料の管理は夫がしていたため、私に知られることなく養育費を払っていたことも発覚。
しかも、驚くことにまだ関係は続いていて不倫は現在進行形でした。
夜勤だと言っていた日の半分は相手の家に行っていたそうです。
浮気されていたこともショックでしたが、何より他に子供がいることを隠し通せると思っていたバカさ加減に呆れ、離婚を決意。
もちろん旦那からも浮気相手からもしっかり慰謝料をもらいました。
結局、元旦那は不倫相手とは再婚せず、ワンルームのアパートで一人暮らし。
2件分の養育費を払う羽目になり、日々カツカツの生活を送っているようです。
【体験者:30代・女性会社員、回答時期:2024年10月】
※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
ltnライター:かたひらむぎ
大手マスメディアに勤務し、結婚を機に退職。現在は2児を育てる専業主婦ライター。家族や友人など、波乱万丈な人生を送る人たちに囲まれ、取材対象に。インタビューを行う中で「事実は小説よりも奇なり」を実感。体験者のリアルな思いを読者に届けるべくltnで活動中。