両親は辛いときこそ味方になって欲しい存在ですが、その気持ちが伝わらないケースもあるようです。今回は知人から聞いたエピソードをご紹介します。
「これで叔母たちも安心するわ! これから食事会でうちに来るから、A子から報告してあげて」
この言葉で、我慢の限界に達したA子。
「無神経すぎない? 私がどれだけ苦しんだと思うの!」と叫ぶように告げましたが、両親は理解してくれません。
A子が「私を苦しめた人の家族と、どうして会わせようとするの?」と訴えても、両親は「もう4年も前のことでしょ? 過去のことは水に流そう。A子は幸せを手に入れたんだから、気にしなければいい」と笑顔で言うのです。
「私よりも叔母さんたちを選ぶの?」と尋ねると「そういうわけじゃないけど、親戚付き合いをやめるわけにはいかない」と答える両親。そんな彼らに絶望したA子は、説得を諦めて絶縁を決めたのです。
慌てるも、時すでに遅し
A子は両親を結婚式に呼ばず、新居の住所も教えませんでした。連絡は全てシャットアウト。
両親は慌ててA子の居場所を調べましたが、事情を知っている人から「あなたたちは非常識だ。A子が逃げるのは当然」と非難を浴びました。
両親はそれでも理解できないようで、周囲から顰蹙を買い続けているのだとか。A子は現在も、絶縁中だそうです。
【体験者:30代女性・会社員、回答時期:2024年9月】
※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
ltnライター:江田愉子
団体職員を経て、ライターに転身。男性が管理職、女性多数が一般職の職場にて、女性と仕事、男女平等参画に関する様々な理想と現実に直面し、それを記事にすることを志す。以来、組織に所属する女性を中心にヒアリングを重ね、女性が生きやすい社会生活に関するコラムを執筆中。