毎日食事を作っていると何を作ればいいか迷う日もあり、「〇〇が食べたい」とリクエストされるのはありがたい時もあります。今回はせっかく旦那さんのリクエストに応えたのに、あることが原因で無駄になってしまったという経験のある筆者の知人、Sさんのお話です。
夕食のメニューをリクエスト
当時Sさんは旦那さんと2人暮らし。共働きであるにもかかわらず、家事のほとんどをSさんが担う状態が続いていました。
「はあ……今日のご飯何にしよう」
ある日の仕事帰り、献立が浮かばなかったSさんは、旦那さんに希望を聞いてみることにしました。
「今日のご飯は何がいい?」
そうメッセージすると、旦那さんからはすぐに返事が来ました。
「カレーが食べたいな」
Sさんはすぐに「了解!」と返事をし、急いで材料を買い出し、帰宅後すぐに調理に取り掛かりました。
「ただいまー」
「おかえり、カレー作ってるよ!」
「あー、それなんだけどさ」
キッチンから漂うスパイスの香りをよそに、旦那さんは悪びれもせずに言いました。
「やっぱり気分が変わったからオムライスがいいな」
「……えっ!?」
「カレーは明日にして、今日はオムライス作ってよ」
材料を揃え、火の前に立つSさんの労力を全く想像していない旦那さんの振る舞い。こうした「振り回される日常」に、Sさんの我慢も限界に近づいていました。
「わがまま」を自分事にする、ささやかな教育的指導
何度も同じようなことが繰り返されたため、Sさんは「自分のわがままが、どれほど相手の努力を無にしているか」を旦那さんに実体験してもらうための作戦を実行することにしました。