最近では1人でレストランに行き、料理を楽しむ人は珍しくありません。1人だと他の人のことを気にせず好きなものが食べられて気楽ですよね。しかし1人で食事をしていると、物珍しそうに見てくる人もいます。今回はそんな1人での食事中に不快な経験をした筆者の知人、Tさんのお話です。
そしてTさんが伝票を持って立ち上がると、隣の家族の女性が悔しそうな顔でTさんに言いました。
「そんなに一人で食べて恥を知らないのね、大食い女!」
わけのわからない罵りに驚きつつもTさんはそれを無視して、颯爽と店を出たそうです。
隣の席の人が頼んだ料理を「貰ってあげる」と言ったり、人を「大食い女」などと罵る方がよっぽど恥知らずだと思うのは私だけでしょうか。
「もし食べきれなかったら困るだろう」と心配になり良かれと思って言ってくれたのかもしれませんが、余計なお世話です。
【体験者:30代・女性会社員、回答時期:2024年10月】
※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
ltnライター:齋藤緑子
大学卒業後に同人作家や接客業、医療事務などさまざまな職業を経験。多くの人と出会う中で、なぜか面白い話が集まってくるため、それを活かすべくライターに転向。現代社会を生きる女性たちの悩みに寄り添う記事を執筆。