筆者の祖父母は孫をとても可愛がっていたため、世の中の祖父母というものは、無条件に孫を溺愛しているものだと思っていました。しかし義両親の孫に対する感覚は全く違っていて、愛情よりも何よりも体裁ばかり気にする人たちでした。
周りのヒソヒソ声と私たち夫婦の怒りに耐えられず、義両親はそそくさと運動場を後にしました。
その後、義両親とは距離を置いており、次の運動会前に連絡があったときには義父に「どうせビリなので来なくていいです」と拒否しました。
【体験者:50代・筆者、回答時期:2024年9月】
※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
Illustrator:佐田 静
ltnライター:RIE.K
国文学科を卒業し、教員免許を取得後はOLをしていたが、自営業の父親の病気をきっかけにトラック運転手に転職。仕事柄多くの「ちょっと訳あり」な人の人生談に触れる。その後、結婚・出産・離婚。介護士として働く。さらにシングルマザーとして子供を養うために、ファーストフード店・ショットバー・弁当屋・レストラン・塾講師・コールセンターなど、さまざまなパート・アルバイトの経験あり。多彩な人生経験から、あらゆる土地、職場で経験したビックリ&おもしろエピソードが多くあり、これまでの友人や知人、さらにその知り合いなどの声を集め、コラムにする専業ライターに至る。