価値観や金銭感覚は、パートナーを選ぶ時の欠かせないポイントです。筆者の友人・K絵は、夫との価値観には相違がなかったものの、義実家とは全く合わずに苦労しています。K絵の驚きのエピソードをご紹介しましょう。

ケチすぎる義実家

私の夫・Mの実家は、地方で会社を経営する一族の本家です。
都心部では考えられないような大きな家に住み、金銭的にも余裕のある生活をしているはずなのですが……。

私がどうも義実家と合わないと感じるのは、金銭感覚でした。
義実家の両親は考えられないほどのケチで、必要なものにさえお金を出し渋る様子を何度も見ていました。
夫はまったくケチな所がないので、今一つ理解できないままでした。

従妹の結婚式

ある時、夫の従妹が結婚することになり、義実家の両親と私たち家族も招待されました。
「手配はこちらでするから」という義父の顔を立て、私たちは全てお任せすることに。
費用も全て負担してくれると言うので、口出しはしませんでした。

出発日当日、驚いたことに義父は新幹線ではなく、ローカル線で行くと言い出しました。
「今から出れば夜には宿に着くだろう。」と新幹線なら2時間で行ける工程を5時間以上かけて行くと言うのです。
これにはさすがに夫が「うちはまだ子どもも小さいし、ローカル線はきついな。」と言うと、ブツブツ文句を言いながら何とか新幹線の切符をGET。
先が思いやられると不安になりました。