仕事に一生懸命打ち込む理由の一つとして【キャリアアップ】を重視している人も多いのではないでしょうか?
でも、仕事を優先したことで、望まぬ未来が待っていることも……。
今回は筆者の知人から聞いた、後悔エピソードをご紹介します。

「私はお母さんに息子のことを頼る気はないから」
「お母さんみたいに育児を放ったりしないつもり」

そう娘にバッサリ宣言されてしまったのです!

「子どものころ寂しくても我慢ばかり強いられて辛かった」
「お母さんは本当に働き者だと思うけど、私は育児放棄のように感じていた」

感情が溢れたのか涙ながらに娘に訴えられ、ようやく『娘のことをもっと見てあげていたらよかった』と深く反省しました。

残るわだかまり

それからは娘によく連絡して気にかけるようにしてはいますが、娘の心の扉はなかなか開きません。

孫が3歳になった今も、娘とはぎこちない関係のままです。

『もっと娘のことを大事にしてあげられたらよかったのに』と今更ながら後悔しています。

【体験者:60代・女性主婦、回答時期:2024年11月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:一瀬あい
元作家志望の専業ライター。小説を志した際に行った女性への取材と執筆活動に魅せられ、現在は女性の人生訓に繋がる記事執筆を専門にする。特に女同士の友情やトラブル、嫁姑問題に関心があり、そのジャンルを中心にltnでヒアリングと執筆を行う。