妻の言うことには聞く耳を持たなくても、子どもの言うことには反対できない夫は世間に多いのかもしれません。
これは筆者知人のAさんの子どもが機転をきかし、Aさんの夫をスムーズに納得させたエピソードです。
これは筆者知人のAさんの子どもが機転をきかし、Aさんの夫をスムーズに納得させたエピソードです。
夫の収入だけでは大変
我が家は夫と3人の子ども、そして私の5人家族。
子どもは上から中学2年生の娘、小学5年生と1年生の息子です。
夫の収入だけで家計をやりくりしていましたが、子どもの成長とともに支出は増える一方。
そのうえ物価高で家計はどんどん苦しくなっていきます。
一番下の子どもが小学校に入ったので、このタイミングでパートで働き家計にゆとりを持たせたいと思いました。
気むずかしい夫
パートを始めるにあたって一番のネックだったのは夫の考え方でした。
夫は
「女は家の中のことだけをしていれば良い。家計は収入内でやりくりするものであり、苦しいのは妻の努力不足」
という認識なのです。
夫の賛成を得ないでパートを始めると、「おまえが勝手に始めたこと」と夫が主張し、家事や育児に協力してくれない可能性がありました。
私は夫に話をする良いタイミングを見つけられずに困っていたのです。
娘のナイスフォロー
ある日の夕食の時、私は意を決して家族の前で夫に働きたいと話をしてみました。
私の言葉に何か言いたげに口を開いた夫を尻目に、中学生の娘が……。