「子どもにはいつまでもクリスマスに夢を持っていてほしい」
筆者の知人の由紀さん(仮名)はそう願っていました。
ですが、その願いが子どもをガッカリさせることになってしまったのです。
これは由紀さんから聞いた、クリスマスのエピソードです。
筆者の知人の由紀さん(仮名)はそう願っていました。
ですが、その願いが子どもをガッカリさせることになってしまったのです。
これは由紀さんから聞いた、クリスマスのエピソードです。
いつまでもクリスマスに夢を感じていてほしい
幼い頃の私にとってクリスマスは、両親が欲しいものを買ってくれる日でした。
両親の愛情を感じられる嬉しい日ではありましたが、私は自分の子どもには、クリスマスに夢を感じてほしいと思ったのです。
そのため娘の陽菜(仮名・9歳)に「サンタは本当にいるの?」と聞かれても「サンタはいるよ」と言い続けていました。
サンタクロースの存在をよりリアルにするために工夫もしました。
クリスマスには、私が筆跡を変えて書いた手紙をサンタクロースからの手紙として枕元に置き、陽菜がサンタクロース用に用意したクッキーとミルクを私が飲み干す。
そのかいあって、小学3年生になっても陽菜はサンタクロースの存在を信じていたのです。