結婚生活は、新たな家族との繋がりを築く喜びに満ちたものです。しかし、時にその喜びは予期せぬ問題を伴うことも。今回は、最近結婚した友人が義母との関係についてのエピソードを聞かせてくれました。

過干渉すぎる義母

私は半年ほど前に夫と職場結婚しました。
以来、夫との二人暮らしを楽しんでいますが、1つだけ悩みの種が。それは、義母からの度重なる干渉です。

結婚当初から、義母は頻繁に我が家へやってきては、「子どものことはどう考えてるの? 高齢出産はリスクが高いのよ」「このまま賃貸に住んでいていいの?」と、夫婦のことに口を出してきました。

家計にまで口出ししてきてうんざり

特にお金の使い方に関してうるさく、私が新しい服を購入したり、美容室へ行ったりした際には目ざとく気付きます。
そして、「無駄遣いしすぎなんじゃない? 将来に備えて、きちんと貯蓄してるの?!」と、毎回のようにお説教をしてくるのです。

当初は聞き流すように努めていましたが、さすがに我慢の限界に達し、私はある対策を講じることにしました。

「お義母さん、これ見てください♡」

ある時、いつものように家計に口出ししてくる義母に向かって、私は【我が家の将来設計図】を差し出しました。

それは、夫と私の給与をベースに、子どもが1人の場合、2人以上の場合、途中で私が仕事を辞めた場合……など、様々なパターンを想定した資金計画が記載されているものでした。

実は、私はファイナンシャルプランナーの資格を保有していて、会社でもその専門知識を活かして業務に携わっています。
それを知らない義母は唖然!

その後、義母は?

さらに私が「良かったらお義母さんのところの家計診断もしてあげましょうか? たしか家のローンがあと10年は残ってましたよね。老後に必要な資金って知ってますか? ちゃんと備えてますか?」と詰めると、義母はそそくさと帰っていきました。

それ以来、過干渉もなくなってきています。

まとめ

息子夫婦のことを心配する気持ちも分かりますが、過干渉は嫁姑関係を悪化させる原因になることもあります。あまり口出ししないのが一番いいのかもしれませんね!

【体験者:20代・女性会社員、回答時期:2024年9月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:藍沢ゆきの
元OL。出産を機に、育休取得の難しさやワーキングマザーの生き辛さに疑問を持ち、問題提起したいとライターに転身。以来恋愛や人間関係に関するコラムをこれまでに1000本以上執筆するフリーライター。日々フィールドワークやリモートインタビューで女性の人生に関する喜怒哀楽を取材。記事にしている。