叱られた義母は……
買い物から戻ったU子がお釣りを渡そうとすると、義母は「あら、取っておけばいいわよ。あなたはお買い物が大好きだものねぇ、どうせお金ないんでしょ?」と、まるでU子が無駄遣いしているかのような言い方をしたのです。
想像もしなかった言葉に唖然としたU子でしたが、さすがに腹が立ってきました。言い返そうとしたその瞬間、それまで黙って聞いていたFさんが勢いよく椅子から立ち上がりました!
鋭い眼差しで義母を睨むFさん。そして、「ちょっと! その言い方はないでしょう? もしU子さんがお金がないとしたら、それはあなたの息子の稼ぎが悪いってことだけど?」と、義母に一喝!
Fさんの思わぬ言葉に驚いた義母は、何も言い返せず黙ってうつむきました。
理解してくれる人に出会えた
びっくりして目を丸くするU子に「スーパーでよく見かけるわよ。一円でも安いスーパーを自転車で回っているのよね」と、優しく微笑んだFさん。続けて「無駄遣いするような人が、あんな必死に特売コーナーを物色しないでしょう?」と、茶目っ気たっぷりに笑ったのです。
さらに義母を一瞥し「あなたの息子はパチンコ屋に並んでいるのを見かけるわね。あれこそ無駄遣いじゃないの?」と、夫のギャンブルをバッサリ!
その瞬間、U子は「よくぞ言ってくれた!」と、感謝の気持ちが込み上げてきました。
自分の立場を理解してくれる人が近くにいたことに、U子は心の底から救われたようです。
【体験者:40代・主婦、回答時期:2024年4月】
※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
ltnライター:N.tamayura
長年勤めたブラック企業を退職し、書くことを仕事にするためライターに転職。在職中に人間関係の脆さを感じた経験から、同世代に向けて生き方のヒントになるような情報を発信すべく、日々リサーチを続けている。