たばこは周りの人の健康にも影響をおよぼすと言われていることもあり、喫煙していることを家族や友人に隠している方もいるのではないでしょうか?
今回は家族に喫煙者であることを隠している筆者の知人が、禁煙に踏み切った際のエピソードを紹介します。
今回は家族に喫煙者であることを隠している筆者の知人が、禁煙に踏み切った際のエピソードを紹介します。
泣きじゃくる息子
夕方、嫁がお出かけから帰宅すると、8歳の息子が「パパが死んじゃう、ママ、パパが死んじゃう。」と突然泣き始めました。
なにごとかと嫁が息子を抱きしめると、息子は続けて「たばこは体に良くないんでしょ? 吸ったら死んじゃうんでしょ?」と。
どうやら庭での喫煙シーンを息子に目撃されていたようです。
当然このことで、長年秘密にしていた喫煙者であるという事実は、嫁にもバレてしまいました。
禁煙を決意
今回のことで私は禁煙を決意しました。
バレたからというわけではなく、息子の愛に胸を打たれたからです。
喫煙者を煙たがる人の理由は『匂いがいやだから』だと決めつけていたのですが、息子の涙の理由は違います。
純粋にたばこによる健康被害を心配して、父親の健康が脅かされることを危惧したから。
嫁が帰るまで泣くのを我慢していたことや、私を心配して涙を流してくれたことは、私にとっては十分禁煙の理由になりました。
【体験者:30代・男性会社員、回答時期:2024年11月】
※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
ltnライター:Emi.A
夜の世界での接客業を経て、会社員に転身。その経験を生かして、男女の人間関係を中心にコラムを執筆。結婚と出産の際に会社員として苦労した経験を経て、働く母親世代の思いにも寄り添うべく、執筆業専門に転身。現在は、男女関係、ワーキングマザーのリアルを描くライティングを行う。