筆者の友人T子さんは近所のスーパーでパートとして働いていますが、店長がパワハラ気質で辛い日々が続いていました。
しかしひょんなことがきっかけで店長がT子さんにへりくだるようになって……!?
今回はそんな驚きのエピソードをご紹介します。
パワハラ店長がいびり放題のスーパー
T子さんは近所のスーパーでパートとして働いています。
店長はパワハラ気質のある人で、家庭の事情で土日のシフトを入れないT子さんが気に入らないのか、嫌味を言ってきたり新人のミスを「T子さんがちゃんと教育しないから」と人のせいにしてきたり、何かといびってくる人でした。
そんな店長なのでアルバイトもなかなか定着せず、常に新人ばかり。
結局フルタイムでシフトに入っているT子さんがパートリーダーのようにお店をまわす日々が続いていました。
忘年会の大量発注にウキウキのはずが……?
そんななか、冬の忘年会シーズンが近づいてきました。
毎年近所の町内会が大量のお酒をスーパーに予約注文してくれます。
「今年もそろそろ注文入るかな」とウキウキの店長。
そんななか、町内会長が注文のためにスーパーに来店。
町内会長の驚きの言葉とは!?
「いらっしゃいませ!」
満面の笑みで迎える店長。
そこで町内会長が一言。
「T子いるか! 元気で働いてるか?」
「え!?」と驚く店長。
実はT子さんは町内会長の娘だったのです。
「T子が働いているからここで忘年会のお酒は注文しているんだ」
と話す町内会長。
店長の態度が豹変。しかし結局……!?
T子さんが大量注文の鍵を握る重要人物だと知った店長。
その日以降、態度を豹変させてT子さんに丁寧に接するように。
しかし散々嫌なことをされ続けてきたT子さん、子供の受験が始まったのを機にスーパーのパートを辞めると、次の年からお酒の大量注文先はこのスーパーでは無くなったそうです。
悪気はなかったのかもしれませんが、店長だからと従業員に対して失礼なことをしたら、巡り巡って自分に返ってきたという、自業自得な出来事でした。
【体験者:40代・主婦、回答時期:2024年11月】
※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
ltnライター:Sana.Y
医療機関に勤めるアラフォーワーキングマザー。新卒で化粧品メーカーに入社後、結婚出産を機に退職。現在は転職し子育てと仕事の両立に励む。自分らしい生き方を求め、昔から好きだった書くことを仕事にしたくライターデビュー。化粧品メーカー勤務での経験や、会社でのワーキングマザーとしての立ち位置、ママ友との情報交換を通して美容や教育、女性の生き方を考えた情報を発信している。