親として、子どもが辛い思いをしないでほしいと願うのは当然の気持ちでしょう。しかし、自分の価値観を押し付けすぎると、親子関係がぎくしゃくすることもあるかもしれません。今回は、娘の一言で考えさせられた経験について、知人が話してくれたエピソードをご紹介します。
娘の決意に、母は……
娘が「今は辞めても、ずっと主婦でいるかはわからないし、苦労するかもしれないけど、働きたくなったらその時はまた自分で仕事を探してなんとかするから大丈夫!」と言ってくれたことで、時代の移り変わりを実感したとのこと。
自分の進む道にまっすぐ飛び込む娘の姿に触発され、知人も長く遠ざかっていた英語の勉強を再開する決意ができたそうです。今では、近所の英語塾でアシスタントとして働いています。
何かを始めるのに遅すぎることはないと言いますが、本当にその通りですね!
【体験者:50代・女性主婦、回答時期:2024年7月】
※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
Illustrator:fumo
ltnライター:藍沢ゆきの
元OL。出産を機に、育休取得の難しさやワーキングマザーの生き辛さに疑問を持ち、問題提起したいとライターに転身。以来恋愛や人間関係に関するコラムをこれまでに1000本以上執筆するフリーライター。日々フィールドワークやリモートインタビューで女性の人生に関する喜怒哀楽を取材。記事にしている。