祖父母が孫を可愛く思い贈り物をしたいという気持ちは、自然なものかもしれません。
ですが、贈る側と受け取る側の好みがかけ離れている時は迷惑に感じられてしまうことも。
これは筆者が知人から聞いた体験談です。

待ちに待った初孫

これは良かれと思ってしたことが、相手には負担になっていた苦い体験談です。
私の息子が同僚のB美さんと結婚したのは、私が50代後半の時。息子夫婦は、わが家から車で30分くらいの所にあるマンションで、生活を始めました。2人は共働きでしばらく夫婦だけの生活を楽しんでいました。

結婚して3年ほどたったころに、1人目の子どものC紗が誕生したのです。私は初孫の顔を見て嬉しさのあまり、涙が止まらなかったのを昨日のことのように覚えています。

思いもよらない息子の言葉

「可愛い服をたくさん着せてあげたい」
私は1ヵ月に1回ほどC紗の洋服をおみやげにして、C紗の顔を見に息子夫婦の家を訪ねていました。

B美さんはいつも「ありがとうございます」と笑顔で受け取ってくれていました。
だから、私はてっきり彼女も喜んでくれているのだとばかり思い込んでいたのです。回数を重ねるごとに、彼女の表情が少しずつ曇っていったことに、私は全く気づかずにいました。