特急や新幹線に乗車するとき、事前に予約しておくと何かと便利ですよね。
スムーズに乗車して、あとはゆったり移動時間を満喫したいところですが、ときには迷惑客とトラブルになることも……。
今回は筆者の友人から聞いた、新幹線にまつわるエピソードをどうぞ。

逆ギレ

すると、女性はなんと逆ギレ!

「別に端か通路に足を置けばいいでしょ」
「いちいちうるさいわ、ケチ」

そもそも、私の座席下まで荷物で占領していることが問題のはず。

それなのに非を認めず、想定していなかった態度にどうすればいいものか、困っていると......。

ルールは守ろう

「お客様、そのスーツケースの大きさですと特大荷物になります」
「その場合、荷物スペースか荷物コーナーの座席に変更していただく必要があります」

そう助け舟を出してくれたのは、乗務員さん。
たまたま座席確認をしに来たところ、怒鳴っていた女性の声に気づいて声をかけてくれたのです。

どうやら東海道新幹線など一部の新幹線は、3辺の合計が160cm以上の特大荷物は専用の座席を利用しなければならないというルールがあるそう。

女性は『別にこれくらいいいじゃない』とごねていましたが、乗務員さんの一貫した態度に無理だと悟ったのか、折れて別の座席へ。

座席を変えても結局、予約していないと1000円余計にお金がかかると知り、悔しそうにしている女性を見てスカッとしました。

【体験者:20代・女性会社員、回答時期:2024年11月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:一瀬あい
元作家志望の専業ライター。小説を志した際に行った女性への取材と執筆活動に魅せられ、現在は女性の人生訓に繋がる記事執筆を専門にする。特に女同士の友情やトラブル、嫁姑問題に関心があり、そのジャンルを中心にltnでヒアリングと執筆を行う。