でも、欲望の内容によっては周囲の人を傷つける可能性も……。
今回は筆者の友人A子から聞いた、友人とのトラブルエピソードをどうぞ。
付き合いの長い友人
これは、最近距離を置いた友人B美のお話です。
B美とは元々学生時代からの付き合いでした。
お互い就職し、私が結婚してからも定期的に遊ぶ仲だった私たち。
これまでは共通の趣味であるアイドルの推し活の話で盛り上がり、一緒にアイドルのライブに行くことも何度もありました。
『B美とはこれからもずっと仲良しでいたいな』と願っていたのですが……。
火遊び
でも、半年ほど前からB美が【男性との火遊び】に夢中に!
「この前彼氏に内緒でワンナイトしちゃった」
「男の同僚が彼女と揉めていたみたいで、相談ついでに体の関係もっちゃった♪」
もともとB美は真面目な性格でした。
学生時代は勉学や部活に励んでいたからか、交際経験もなかったはずです。
また、ご両親からも『恋愛より勉強が大事』と厳しく育てられていたようで、恋愛に関する浮いた話はそれまでほとんど聞いたことがありませんでした。
でも、転職した会社が男性ばかりだったからか、急に男性から言い寄られるように。
そこで一気にこれまで我慢していた欲望が出てきて貞操観念がバグり、色んな男性と関係をもつようになったようでした。
不倫まで!?
そんなB美を心配していた矢先、とうとう『既婚の上司と不倫している』と誇らしげに暴露されたのです!
『さすがに不倫はダメだよ』と忠告すると、逆ギレしてくるB美。
「A子は結婚したからって調子にのっている」
「私のこと馬鹿にしているでしょ!?」
どうやら、B美はその男性にゾッコンの様子。
ほかの友人にも話したようですが否定されたので、仲良しの私にはせめて応援してほしかったようでした。
何か理由があってのことだったのかもしれませんが、それでもやっぱり不倫は応援できません。
悲しくて仕方ありませんでしたが、B美は説得するとどんどんヒートアップしていくので、距離を置くことにしました。
因果応報
その後共通の友人から聞いた話ですが、B美は不倫相手の奥さんにすべてバレて、今は多額の慰謝料を請求されており、職場も居づらくなって退職したそう。
『返済に困っている』と嘆いていると聞き、自業自得だなと思っています。
【体験者:20代・女性会社員、回答時期:2024年11月】
※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
ltnライター:一瀬あい
元作家志望の専業ライター。小説を志した際に行った女性への取材と執筆活動に魅せられ、現在は女性の人生訓に繋がる記事執筆を専門にする。特に女同士の友情やトラブル、嫁姑問題に関心があり、そのジャンルを中心にltnでヒアリングと執筆を行う。