子育てをしていると、怒りが頂点に達した瞬間、子どもに対して怒鳴ってしまうことってありますよね。今回は私の友人A子から聞いた、オンラインゲームに没頭する息子にキレたものの、思わぬ人物に聞かれてしまったエピソードを紹介します。

お説教中もオンラインだった……

なんと、オンラインで友だちとつながっていたのです。普段からボイスチャットを使って遊んでいるので、周囲に声が聞こえているはずなのですが、怒りに我を忘れていたA子は、その可能性をすっかり失念していたのです。

A子がひとしきり叱り終えたとき、息子が「……じゃあ、今日はやめるわ、バイバイ」と力なく答え、そこで初めて接続中であることに気づきました。

友だちから衝撃の事実が……

その翌々日、一緒に遊んでいた友達がA子の自宅に遊びに来てくれました。するとその子が、「あの日、俺のパパも同じ部屋にいたから丸聞こえだったよ!」とご丁寧に教えてくれたのです。A子は「穴があったら入りたい……」と悶絶しました。その子のママとは普段から交流があるのですが、パパとは挨拶を交わす程度。落ち着いた真面目そうな方なので、自分の取り乱した声を聞かれたことが恥ずかしく、また相手のご家庭に騒々しい思いをさせてしまった申し訳なさでいっぱいになりました。

頭に血が上りすぎて、オンラインゲームをしている相手の環境のことまで頭が回らなかったのでしょう。「叱る必要があるときは、まずゲームの接続を切り、落ち着いて向き合うこと」。自分の感情をコントロールするためにも、そして何より他所のご家庭に迷惑をかけないためにも、この教訓を胸に刻もうと心に決めたA子でした。

【体験者:30代・女性主婦、回答時期:2024年10月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:ichika.K
2児の育児を機に、ママの悲喜こもごもを描くライターとしての活動をスタート。子育てメディアなどの執筆を経て、独立し現在はltnでコラムを連載中。大手企業の総合職でのOL経験、そこから夫の単身赴任によりワンオペでの育児を行った経験から、育児と仕事を両立するママの参考になる情報を発信すべく、日々情報をリサーチ中。