これは、そんな自分勝手な旦那と結婚してしまった友人から聞いたとんでもない話です。
同居してみた結果
当然、同じ家の中で義両親の存在を消せるはずもありません。私は義両親の分の家事までほぼすべて任されるようになり、旦那は旦那で、義父から「早く孫の顔を見せろ」と毎日お説教される日々。
家事を逃れるために同居を選んだはずの夫でしたが、想像以上の息苦しさに耐えかねたのか、次第に旦那は真っ直ぐ家に帰ってこなくなり、毎晩遊び歩いて深夜に帰宅するようになりました。
さらに義母からは「あんたの管理がなってないから息子が帰ってこないんだ」と理不尽に怒鳴られる始末。私の我慢は限界に達していました。
ある夜、深夜に帰宅した旦那に、私は溜まっていた怒りと悲しみをぶつけました。すると旦那は「家に帰ってきたら毎日親がいるし、自由な空間もなくてつらい……」としくしくと泣き出したのです。
自分で無理やり進めた同居なのに、思い通りにいかないからと泣き言を言う夫。その情けない姿を見て、私の怒りは一瞬で冷め、呆れて言葉も出てきませんでした。
「このままではいけない」と確信した私は、翌日には荷物をまとめて実家へ帰りました。
その後、私の本気度を悟った夫と徹底的に話し合い、ようやく同居を解消することに成功。
現在は義実家から少し離れたマンションに引っ越しました。
「家族だからといって、甘えすぎてはいけない」ということを、夫は身をもって学んだようです。
あの日以来、自分勝手な発言はすっかり影を潜め、今では協力して家事に取り組む平穏な日々を取り戻しています。
【体験者:30代・女性会社員、回答時期:2024年10月】
※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
ltnライター:かたひらむぎ
大手マスメディアに勤務し、結婚を機に退職。現在は2児を育てる専業主婦ライター。家族や友人など、波乱万丈な人生を送る人たちに囲まれ、取材対象に。インタビューを行う中で「事実は小説よりも奇なり」を実感。体験者のリアルな思いを読者に届けるべくltnで活動中。