「わざわざ口にしなくても、気持ちは伝わっているだろう。」と、思いを言葉にせず誤解や勘違いをまねいてしまった経験はありませんか? 今回は結婚歴40年越えの60代女性から聞いた、夫婦のエピソードを紹介します。
「俺はお茶も熱々が好きだけど、君がぬるめが好みでそうしているんだろう?」
主人は主人で、ぬるめのお茶は私の好みだと思っていたことが判明しました。
コーヒーについては、結婚当初に好みを伝えてくれたのですが、よく考えてみるとお茶の温度については主人は言葉にしていません。
夫婦になってから40年以上の年月が流れてから、お互いの思い込みだったと知れました。
どれだけ一緒にいても、口にしなければわからないこともあるのだと感じたエピソードです。
【体験者:60代・女性主婦、回答時期:2024年10月】
※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
ltnライター:Emi.A
夜の世界での接客業を経て、会社員に転身。その経験を生かして、男女の人間関係を中心にコラムを執筆。結婚と出産の際に会社員として苦労した経験を経て、働く母親世代の思いにも寄り添うべく、執筆業専門に転身。現在は、男女関係、ワーキングマザーのリアルを描くライティングを行う。