知人から聞いた、子供のころにはわからなかったものの、大人になってから真実がわかって驚いたという話をご紹介します。家族といっても、やっていいことと悪いことの限度はあると思います。この話を聞いた後、もやもやして悲しくなってしまいました。
お祝い金はどこへ?
その話を聞いた私は、違う席で酒を飲み酔っぱらっている母に、「子供のころに私がもらったお祝い金どうしたの? もしかして全部自分のものにしてた?」と尋ねました。母は「そんな昔のこと覚えてない。子どもの物は親の物。あんたもそうすればいいじゃない」と言い、全く悪びれることなく開き直っているように見えました。
母といえど、「この人の価値感はおかしいかも……」と思っていたのが確信に変わり、それ以降、距離を置くようになりました。
【体験者:40代・女性派遣社員、回答時期:2024年10月】
※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
ltnライター:Kato Rira
シナリオライターとして活躍するも、出産と育児を機に、フリーライターに転身。バリキャリから、家庭と仕事の両立への転換を経験し、その思いをコラムに執筆。現在はママ、PTA、職場と家庭のバランスなどを主なテーマにコラムを執筆中。