子どもは成長するにしたがって、親がいなくても自分で行動できるようになり、親より友達と過ごす時間を優先するようになります。 苦手な相手との時間は優先度でいえば最も低く、祖母が苦手だった私は高校生の頃から祖母を避け始めました。これは私の後悔エピソードです。
怖い祖母が苦手
祖母を苦手になった理由は、幼い頃から見ていた母親への嫁いびり。
いくら嫁と孫は別で、孫である自分を祖母が大切に思ってくれていたとしても、自分の母親に理不尽にいびっている姿を見せられては、懐けといわれても無理なものです。
しかし、祖母の本心を亡くなる数ヶ月前に初めて知った経験から、人間は生きているうちに気持ちを伝えないと後悔が残るのだと痛感しました。
【体験者:30代・女性自営業、回答時期:2024年9月】
※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
Illustrator:佐田 静
ltnライター:Emi.A
夜の世界での接客業を経て、会社員に転身。その経験を生かして、男女の人間関係を中心にコラムを執筆。結婚と出産の際に会社員として苦労した経験を経て、働く母親世代の思いにも寄り添うべく、執筆業専門に転身。現在は、男女関係、ワーキングマザーのリアルを描くライティングを行う。