職場にはその職場ごとにルールがあるものですよね。しかし、長年繰り返された結果、今では非効率的で時代錯誤になってしまったルールもたくさんあるようです。今回は友人が転職先で経験したエピソードをお届けします。
転職先での【お菓子配り】
私は最近転職し、新しい職場で営業事務として働き始めました。
接待や出張が多い営業部の補佐ということで、営業事務には取引先からの手土産がよく届きます。新人である私は、必然的にその手土産を同じフロアの社員たちに配る役目を任されることになりました。
謎のルールに疑問
ただ配るだけなら、大した労力ではありません。
しかし、私を待ち受けていたのは、ベテラン女性社員Sさんからの謎ルール攻撃でした。
「役職の高い人から渡す」といった基本的なマナーだけでなく、「配る時間は15時のおやつの前」「果物やケーキは課長以上には陶器の皿、それ以外はキッチンペーパー」「男性社員が配り始めたら『私が配ります』と言ってすぐに引き受ける」「離席者にはメモを置いておく」などなど、細かすぎるルールに戸惑いを隠せません……。
もっと効率的にならないの?
確かに、職場の慣習や暗黙のルールに従うことも時には大切です。でも、人によって好き嫌いもあるし、いちいち自分の仕事を中断してお菓子を配ったりメモを置いたりするのは、正直面倒で手間もかかります。
もっと効率的な方法はないのだろうか……私は考えました。