「隣人トラブル」とは言えないようなささいな問題でも、毎日の積み重ねは大きなストレスになることも。A子は、隣人の喫煙で頭を抱えていました。その理由とは? A子に話を聞きました。
B男宅の室外機の下に積もっていた吸い殻が、なんとすべて片付けられていたのです。
そしてその日から、B男が勝手口でタバコを吸う姿を見かけなくなりました。
A子は「私からは直接言えなかったけれど、息子の一言にB男は恐らく気を使ってくれたんだな」とB男の優しさと息子にも少し感謝し、ホッとしました。
自宅のどこでタバコを吸うのかは自由ですし、タバコが完全悪だとは思っていません。
そのためB男には申し訳なさもありますが、副流煙のこともあり息子の健康を一番に考えたい私にとってはB男の心遣いに感謝しました。
また、余計なことかもしれませんが庭に吸い殻を放置しておいては、B男の子が将来的に誤って吸い殻を拾い誤飲する危険性もあるかもしれません。そう考えると、これを機にB男がタバコの扱いについて考え直してくれたらと密かに願っています。
この出来事を通して、A子は相手の状況や環境をお互いに理解して行動することの大切さを感じました。
今後もトラブルなく、穏やかな関係を続けていければと願わずにはいられません。
【体験者:40代・女性主婦、回答時期:2024年10月】
※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
ltnライター:Yumeko.N
元大学職員のコラムニスト。専業主婦として家事と子育てに奮闘。その傍ら、ママ友や同僚からの聞き取り・紹介を中心にインタビューを行う。特に子育てに関する記事、教育機関での経験を通じた子供の成長に関わる親子・家庭環境のテーマを得意とし、同ジャンルのフィールドワークを通じて記事を執筆。