忙しさのあまり恥ずかしいミスをしてしまうことも……。
今回は、筆者の友人A子から聞いたびっくりエピソードをご紹介します。
三者面談
これは最近、私が盛大にやらかしたお話です。
その日は小学1年生の息子の三者面談が予定されていました。
そのためにパートのお仕事も早めに上がらせてもらい、夕食の支度をしていた私。
夫のお給料日だったこともあり『ご馳走作ってびっくりさせよう♪』と張りきって料理していたのです。
遅れそうに
料理に夢中になっていた私。何気なく時計を見ると、もう家を出るはずだった時間を過ぎているではありませんか!
「ヤバイ、遅れる!」
バタバタと家を出て、自転車で近くの小学校へ。
急いで自転車をこいだので、なんとか無事に時間には間に合いました。
でも、何やらほかのお子さんの保護者とすれ違うたびに視線を感じるのです。
不思議に思いつつも、時間が迫っていたので急いで息子と先生の待つ教室へ。
「ギリギリ間に合いました~」
と苦笑いで入ると......。
やらかした!
息子「ママ、何その恰好!?」
先生「お母さん、エプロン着たままですよ?」
そう、大慌てで家を出た結果、エプロンを脱がずに来てしまったのです!
それだけでも恥ずかしいのに、エプロンにはいつ付けたのか、ケチャップと思われるシミまでついているではありませんか。
ここでようやく、たくさん感じた視線の理由が分かりました。
でも、時すでに遅し。
赤っ恥をかいてしまったのです……。
その後
恥ずかしそうにエプロンを脱ぐ私に、息子は大笑い。
何とか三者面談も無事終わったものの、息子の友達の保護者が何人か私を目撃していたようで、私の珍エピソードは広まる一方。
翌日、学校から帰ってきた息子に『お母さん面白いってみんなから褒められた!』と誇らしげに言われたときには、顔から火が出るかと思いました。
それからは、急いでいても身なりをきちんと確認してから外出するよう心がけています。
【体験者:30代・女性パート主婦、回答時期:2024年10月】
※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
ltnライター:一瀬あい
元作家志望の専業ライター。小説を志した際に行った女性への取材と執筆活動に魅せられ、現在は女性の人生訓に繋がる記事執筆を専門にする。特に女同士の友情やトラブル、嫁姑問題に関心があり、そのジャンルを中心にltnでヒアリングと執筆を行う。