でも、焦って退治することだけに集中してしまうと、思わぬ穴が潜んでいることも!?
今回は、筆者の50代の知人から聞いた、虫を追いかけた結果、トホホな展開が待ち受けていたお話をどうぞ。
虫が出た!
これは先日、『やらかしちゃった(泣)』と家族にも怒られて反省したお話です。
我が家は田舎の畑の近くに建っているということもあり、とにかく季節の変わり目には虫が出るので困っていました。
その日の夜も苦手なゴキブリを見てしまい、夢中になって退治していたのです。
でも、ちょこまかと動く虫についていけず、確実に捕まえるために低い姿勢になろうと膝立ちになった50代の私。
そのまま数分格闘し、何とか虫を捕らえることに成功しました。
『これで安心できる!』とその日はスッキリした気持ちで眠れたのですが……。
膝に違和感が
翌日、パジャマから着替えているとき
「何だか痛いなあ」
と違和感が。
靴下を履こうと膝を曲げると、ピリリッと激痛が走るようになっていたのです!
『最近冷えてきたからかな』と思ってそのときは見過ごしてしまったのですが、違和感は何日経っても拭えることはなく。
また、靴下が履けないだけでなく、膝を曲げる動作をするだけで、とにかく痛むのです。
数日後、夫や娘たちにもさすがに心配されるようになり『ちょっと打撲しただけでしょう』と思いつつも、レントゲンを撮ることにしました。
まさかのケガ発覚!
その結果、レントゲンでは何もなかったものの医者からMRIを勧められてしまいます。
『そんな大事にしなくていいのに』と渋々受けてみたら、なんと半月板損傷と発覚!
痛めた箇所が悪くて手術をする必要があり、仕事に復帰するのに結局1か月もかかってしまったのでした……。
その間、職場の仲間だけでなく家族にも散々迷惑をかけてしまい、自分の体の脆さも思い知って、私自身に心底がっかりしました。
教訓
それからというものの、『少しでも違和感があったらすぐに病院に行こう』と心がけるようになった私。
ひょんなことからケガにつながる可能性は誰にでもあるので、私の失敗談を話すことで周りにも気をつけるよう呼びかけています。
【体験者:50代・女性会社員、回答時期:2024年10月】
※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
ltnライター:一瀬あい
元作家志望の専業ライター。小説を志した際に行った女性への取材と執筆活動に魅せられ、現在は女性の人生訓に繋がる記事執筆を専門にする。特に女同士の友情やトラブル、嫁姑問題に関心があり、そのジャンルを中心にltnでヒアリングと執筆を行う。