夫へのアドバイス料!?
最近、やけに家計に口出しするようになった夫。E子は食費を削ったり、化粧品をプチプラに変えたりと、できる限りの努力をしました。しかし夫は「もっと削れるだろう。まだ無駄遣いしているんじゃないか?」と、細かくチェックを入れダメ出しをします。
しかしその一方で、夫は「浮いた分は僕のお小遣いに回して。僕へのアドバイス料だよ」と言ってきました。E子は理不尽さに不満を感じつつ、「夫も協力してくれるから仕方ない」と、贅沢もせずに我慢していたのです。
節約したお金は、シンママへの貢物に
ある日、E子は夫のカード明細書で気になる引き落としを見つけました。書いてある店名を調べると、女性向けのセレクトショップ! 金額はたいしたことはありませんが、なにか怪しい……。
そこで帰宅した夫を問い詰めると、「なんで勝手に明細書を見たんだ!」と慌てる夫。E子は「あなたのお望み通り、少しでも節約できるところを探していただけよ?」と冷静に答えました。
そして、夫が職場の女性にプレゼントを渡していたことが分かったのです。
観念した夫に詳しく話を聞いてみると、その女性の正体は、新人社員のCという若くて可愛いシンママでした。夫は彼女に気持ちを寄せていたようですが、Cはただプレゼントを受け取っていただけ。夫に対して好意なんか全くありませんでした。
つまり夫は、一方的な片思いのために、E子が必死に節約したお金を貢いでいたということです。
義母を味方にE子の反撃開始!
夫の節約は家族のためではなく、シンママのためだと知ったE子は怒り爆発! ちょうどその日、義母が家に来ることになっていました。E子は「これはチャンス!」とばかりに、義母の前で夫の行動を盛大に暴露したのです。
義母はとても驚いた様子でした。そして大きくため息をついた後、夫を厳しい眼差しで見つめ「E子さんに我慢ばかりさせといて、あなたは何をやっているの! 他の女にプレゼントだなんて情けない!」と、強い口調でバッサリ!
そして「あなたのお小遣いは半分で十分よね。だってロクなことに使わないんだもの。ねぇ、E子さん?」と義母が振り向き、微笑みます。E子は「そうしましょう!」と満面の笑みで返事をしました。
ガックリとうなだれる夫に、さらに追い打ちをかけるように「今後は家計のことはE子さんに全て任せて、あなたは一切口出ししないこと!」と、指示を出す義母。夫はただ頭を下げるしかなく、E子が家計管理することになりました。
悪気はなかったのでしょうが、ちゃっかりプレゼントを貰うシンママにも腹が立ちますね。このことで、夫も自分が相手にされていないことがようやく分かったようです。
【体験者:40代・主婦、回答時期:2024年1月】
※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
ltnライター:N.tamayura
長年勤めたブラック企業を退職し、書くことを仕事にするためライターに転職。在職中に人間関係の脆さを感じた経験から、同世代に向けて生き方のヒントになるような情報を発信すべく、日々リサーチを続けている。