小学5年生の娘が入ったグループLINEで繰り広げられていたのは、大人顔負けの小学生女子たちによる嫉妬渦巻く世界だった!?
娘が勝手にLINEデビュー
小学5年生の娘が「最近学校がつまらない。行くのが気が重い」と言い、その憂鬱な様子にかすかな異変を感じたのが始まりでした。
心配になり担任の先生に聞いても「特にクラスでトラブルは見当たりませんね」とのこと。
「おかしいな」と思っていた時に、同じクラスのママから
「クラスの女子が、こっそりLINEグループを作って色々もめてるみたい」
と情報が。
塾通いのため持たせていた娘のスマホを確認すると、なんとLINEアプリを勝手にインストールしていたことが判明。
グループトークの内容に驚愕!
クラスメイトの女子で作られたLINEグループの中身を見て驚いたのが、繰り広げられているトークの内容。
「あの子は男の子受け狙ってばかりだよね」
「あの子はF君のことが絶対好き。バレバレ」
「男子に人気じゃん? だからキライ」
など、ほぼすべて男女関係の嫉妬と悪口ばかり。
発言しているのは決まった子で、娘はほとんど発言していませんでしたが同調はしている様子。
「こんなやりとりを毎日していたの!?』
と唖然としてしまいました。
抜けるに抜けられないSNSの世界
下校した娘をつかまえて
「こんなSNSしているの? 最近様子が変だと思ったの」
とスマホを見せると、
「あまり気が進まないけど、みんなが盛り上がってるからノリ悪いと思われたくない。今さらこのグループ抜けられない」
ずっとこのLINEグループの存在が重荷だった、とのこと。
我が家は夜9時以降は通信できない設定にしていますが、9時以降もこうした話題で盛り上がってると言います。
さっそく担任に報告。
担任経由で各女子の家庭にも連絡が入り、LINEグループは解散に。
ほとんどの親がこのLINEグループの存在を知らなかったそう。
うまく使ってくれるならLINEグループもいいものなのでしょうが、見えないところでエスカレートしていく子どものSNSの恐怖を感じた出来事でした。
【体験者:30代・会社員、回答時期:2024年10月】
※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
ltnライター:Sana.Y
医療機関に勤めるアラフォーワーキングマザー。新卒で化粧品メーカーに入社後、結婚出産を機に退職。現在は転職し子育てと仕事の両立に励む。自分らしい生き方を求め、昔から好きだった書くことを仕事にしたくライターデビュー。化粧品メーカー勤務での経験や、会社でのワーキングマザーとしての立ち位置、ママ友との情報交換を通して美容や教育、女性の生き方を考えた情報を発信している。