ところが、まさかすぎる事件が起こってしまい……!?
死ぬかもしれないのに、その態度はダメでしょ!?
「本当に一口もダメなの?」
と、何故か疑っている様子の義妹。
A子さんはアレルギーの怖さや自分の症状のことなどを話しましたが、
「今時チョコ食べて死ぬとかないって!」
「せっかく並んでまで買ってきたんだから、一口も食べないのって失礼すぎない?」
押し問答にイライラしたのか、義妹は明らかに怒っている様子でした。
それでも頑なに拒むA子さんに腹が立ったのか、悪態をつきながらチョコを置いて帰ってしまったのです。
帰宅した夫に今日の出来事を伝えると、夫は義妹に呆れていました。
夫は義妹に電話をしてくれたのですが、義妹は一切受け入れず「嫌いなら嫌いって言えばいいのに」などとブツブツ。
今回の出来事があるまで、A子さんは義妹に「ナッツが無理」としか伝えたことがなく、ハッキリとアレルギーがあるとは言わなかった自分にも落ち度があったと大反省しました。
恐らく義妹は、「ナッツが苦手な人でも、コレなら美味しく食べられるかも!」という風に考えてくれていたのではと思います。
しかし、「最悪死んでしまう」というアレルギーの恐ろしさを伝えているのに、なんの根拠もなく「大丈夫」と言い張る義妹には、本当に残念に思ってしまった出来事でした……。
まとめ
未だにアレルギーを「気のせい」「好き嫌い」などと言う人、いらっしゃいますよね。
そこまで重く捉えていないのでしょうが、医者の言う事すら信じないという、摩訶不思議な現象。
命に関わる事ですので、無理な事を言う人とは遠慮なく距離を置いたほうがいいでしょう。
【体験者:30代・パート主婦、回答時期:2022年2月】
※食物アレルギーは命に関わる恐れもある生理現象です。重大なこととして認識し、接してください。
※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
ltnライター:Yuki.K
飲み歩きが趣味の元キャバ嬢。そのキャリアで培った人間観察力でコラムを執筆中。すっと人の懐に入ることができる天然人たらしが武器。そのせいか、人から重い話を打ち明けられやすい。キャバクラ勤務後は、医療従事者として活躍していたが出産を機に退職。現在はこれまでの経験で得た人間関係を取材に生かし、主に女性の人生の機微を記事にするママライター。