寝る子は育つ! と言いますが、寝ない子でも何故か育つのが育児の不思議。
そして寝ない子の育児ほど、育てる側が過酷なことはありません。
そんな「寝ない子育児」を体験した、筆者の友人A子さんのお話をご紹介します。
そして寝ない子の育児ほど、育てる側が過酷なことはありません。
そんな「寝ない子育児」を体験した、筆者の友人A子さんのお話をご紹介します。
寝ない子育児辛すぎる。部屋は荒れ放題でも、踏ん張るしかない
A子さんは第一子の娘を出産後、実母に一か月ほど家に来てもらっていました。
実母が家事や育児を手伝ってくれたお陰で、束の間の休息時間をとることが出来たのです。
ところが、問題はその後でした。
夫の仕事は激務で、毎日朝早く出社し帰宅が遅いのです。
そのため、A子さんはほぼワンオペ状態でした。
さらに娘はなかなか寝てくれない子だったので、家事どころではなく、睡眠不足で倒れそうになることも……。
子どもの睡眠が安定したら落ち着くだろうと、とにかく奮闘する毎日でした。
まさかの間違い訪問!? 追い返すわけにもいかず……
とある日曜日のことです。
夫は休日出勤で、娘と2人家でのんびり過ごしていると、突然チャイムが鳴りました。
出てみると、なんとまさかの義両親ではありませんか!
どうやら、来週我が家に来る予定を間違えて来てしまったようなのです。
片付けもお茶菓子も用意していませんでしたが、そのまま追い返すわけにもいきません。
散らかった部屋を見せるのは恥ずかしくてたまりませんでしたが、そのまま案内することにしました。
荒れた部屋を見て、まさかのお説教タイム!?
義母は車に忘れものを取りに行くことになり、義父だけ先に部屋へ入ることになりました。
すると、義父は何故かしかめっ面になり、
「A子さんって、家事苦手な人だったっけ?」
「流石に子どもがいるんだから、もう少し頑張らないとだめじゃないの?」
「もう産後3ヶ月も過ぎてるんだし、身体がしんどいって言うのは怠けてるんじゃない?」
と、A子さんが何かを言う間もなく、たしなめられてしまったのです。
だらけているつもりはありませんが、部屋が散らかっているのは事実。
その後もグダグダ続く説教に、謝る事しか出来ずにいると、
「バシッ!!」
と大きな音が! それは……!!