お気に入りのお店だったのに、ある出来事がきっかけで足が遠のくようになってしまった……。先日友人からそんな話を聞きましたのでご紹介します。

家具店に行ったときの話

先日、家具店に行ったときの話です。息子が子ども椅子を卒業したので、ダイニングテーブルをリニューアルしようと思い、大きめのダイニングテーブルセットを探しに行きました。夫も私も一目で気に入るものを見つけましたが、あいにく在庫切れ。店員さんに予約するか聞かれたので、どれくらい日数がかかるのか確認してもらうことにしました。

長い時間待たされ……

店員さんにこちらでおかけになってお待ちくださいと案内され、店内に展示してあるソファで待つことになりました。しかし、20分経っても呼ばれず、さすがに時間がかかりすぎだろうとしびれを切らしてレジカウンターへ向かいました。

すると、その店員は他の店員と楽しそうにおしゃべりしていて、何かを確認したり電話でやりとりをしているようではなさそうでした。

店員の対応にイライラ

「ずっと待ってるんですけど、まだですか?」と聞くと、その店員は、「え? 予約されるんですか?」と驚いている様子でした。
夫が「いや、確認するからここで待てって言っていましたよね?」と言うと、「そうでしたっけ?」と焦る様子もなくヘラヘラ笑い、「じゃあ確認しますのでお待ちください」とまた待つように指示してきました。

店長が登場して平謝り

さすがに夫もその対応にキレて文句を言おうとしたとき、店の奥から店長の名札をつけた男性がダッシュで登場しました。
店長は私たちに平謝りし、「またお前か!」とその店員に注意するも、店員は逆ギレしてその場を去って行きました。店長に即入荷できますと言われましたが、この流れで買うのも嫌になり断って帰ってきました。

その家具店の品揃えは好みでしたが、たぶんもう二度と行かないと思います。店員が予約しないと勘違いしていただけかもしれませんが、それならば一度謝罪はした方がよかったですよね。商品がよくても店員の対応で失敗するのはもったいないなと思う残念なできごとでした。

【体験者:40代・女性パート、回答時期:2024年10月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:Kato Rira
シナリオライターとして活躍するも、出産と育児を機に、フリーライターに転身。バリキャリから、家庭と仕事の両立への転換を経験し、その思いをコラムに執筆。現在はママ、PTA、職場と家庭のバランスなどを主なテーマにコラムを執筆中。