結婚して新しい家族となる義家族。ご縁があって身内になったのですから、なるべく良好な関係でいたいものです。
筆者の知人A子さんも、良好な関係を築こうとしていたのですが……!?
今回は、そんなまさかな体験談をご紹介します。

本当は娘を育ててみたかった

一人息子がいるA子さんのお話です。
A子さんは息子を立派に育て上げたのですが、一つだけ心残りがありました。

それは、どうしても「娘」を育ててみたかった、ということ。
二人目を授かろうと頑張りましたが、なかなか上手くいきませんでした。

結局二人目の妊娠は叶わず、息子に兄妹を作るという夢は潰えてしまいました。
しかし、そんなA子さんに転機が訪れたのです。

可愛い可愛い嫁にメロメロ♡

息子が年下の女性と結婚することになったのですが、お相手はなんとも可愛らしいお嬢さん!
礼儀正しく誠実な女性で、話しているのも楽しくて仕方がありません。
A子さんは息子の嫁のことをすぐに大好きになりました。

もともと女の子を育ててみたかったというのもあり、まさに我が娘のように扱っていました。
と言うよりかは、どちらかというと特別扱い。
A子さんは嫁を二人っきりのお出かけに誘っては、

「欲しいものない!? 買ってあげる!」

と、何かと買ってあげたり、実の息子よりVIP待遇な状態でした。
これはお互いにとって、非常に良い関係だとばかり思っていたのです。ところが……

私、何かしてしまったかしら?

嫁を遊びに誘っても徐々に遊んでくれなくなり、初めは忙しいのだろうと思っていました。
しかし、今まではすぐに返信が来ていたメールも、かなり遅くなっていき……。
「こちらが何かしてしまった?」と思うほど、何だか距離を感じるようになったのです。

そんな時に、突然息子から連絡が。
息子は、「母さん一体何を企んでるの? やっぱり老後のこと?」と怪訝な顔で尋ねてきたのです。
これは一体どういうことなのでしょうか?