「自分は大きな病気をしない!」そんな謎の自信がある人っていませんか? 筆者の知人Aさんもそんな1人だったのですが、ただの風邪だと思って病院を受診したところ乳がんが見つかったそうです。健康は何よりも大切なもの! この記事を読んでいる皆さんも油断は禁物ですよ。
咳が止まらない
Aさんは健康に自信がある40代の女性。これまで大きな病気をしたこともないし、親族も長生きをしていたので、遺伝的にも自分は病気とは無縁なのだと思い込んでいました。
ある日、風邪を引いたAさん。いつもなら病院にも市販薬にも頼らず気合で治すが信条だったAさんですが、今度の風邪はしつこくいつまで経っても咳が収まりません。
そこで病院を受診することになったAさん。近所の病院に行くと「長引く咳が気になるから念のため……」と紹介状を書いてもらい総合病院にかかることになりました。
ただの風邪なのに大げさな……
「ただの風邪なのに大げさだなあ」大きな病院に行くことになったAさんは、こんな風に考えていました。
長い待ち時間を終え診察室に呼ばれると、レントゲンを撮りに行くことに。レントゲンを撮り、さらに長時間待つとようやくAさんの番がやってきました。
レントゲンを見た医師は難しい顔をしています。
「この白い影が気になる……」
血管や乳腺の関係で白い影が映ることもあるが、どうしても気になるので念の為ということで、AさんはさらにCT検査に回されることになったのでした。