どんなに仲のいい夫婦でも、子どもがいて日常生活に追われていると、倦怠期を迎えて男女の仲からは遠のいてしまう場合もありますよね。しかし、一言で倦怠期と言っても、そこには複雑な感情が潜んでいるようです。今回は友人から話を聞きました。
もう少し危機感を持って!
これにはさすがに怒りが爆発してしまいました。
「今日がなんの日だか分かってる? 夫婦だからってこれはひどすぎる。こんなんじゃ、老後まで一緒にいるのは無理!」
普段は温厚な私が、真顔でそう言い放ったことに、夫もさすがにハッとしたようです。その後は平謝りでした。
よほど私の剣幕が怖かったのか、翌日にはわざわざ仕事帰りにそのホテルのケーキまで買ってきてくれたので、今回のところは許しました。少しは反省してくれたのでしょうか。
夫婦といえども、相手への思いやりや感謝の気持ちを忘れてしまえば、簡単に関係は壊れてしまいます。悪気はなかったのでしょうが、夫にもそのことを忘れないでいてほしいと思った出来事でした。
【体験者:30代・女性主婦、回答時期:2024年9月】
※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
ltnライター:藍沢ゆきの
元OL。出産を機に、育休取得の難しさやワーキングマザーの生き辛さに疑問を持ち、問題提起したいとライターに転身。以来恋愛や人間関係に関するコラムをこれまでに1000本以上執筆するフリーライター。日々フィールドワークやリモートインタビューで女性の人生に関する喜怒哀楽を取材。記事にしている。