飲み会の翌日、義兄の身体に異変が。二日酔いかと思いきや、病状は悪化し……
次の日、昼食の準備をしていると、真っ青な顔をした義兄が、お腹を押さえながらリビングにやって来ました。
最初はお酒を飲みすぎたことで『二日酔い』になっているだけかと思ったのですが、「背中とみぞおちが痛い……」と、とても苦しそうです。
義兄はキッチンで水だけ飲んで、また部屋にこもってしまいました。そして夕方、私たちが帰る時間になっても、義兄が部屋から出てくることはありませんでした。
そのまま義両親に別れを告げ、帰路についた私たちでしたが、数日後、義母からの電話で、衝撃的な事実を知ることに。
部屋で寝込んでいた義兄は、それから2日経っても症状が回復することはなく、ついに病院に行ったそうです。
すると、医者から告げられた診断結果は「すい炎」。大量のアルコールを一気に飲みすぎたせいで、すい臓が炎症を起こしてしまっていたとのこと。
医者からは、「アルコールが原因のすい炎は若い人もなることはあるが、加齢によってかかりやすくなる病気だ」と言われたそうです。
「俺は若く見られる!」とあれだけ豪語していた義兄も「若い時はもっとたくさんの酒を飲んでも、全く問題なかったのに」とかなりショックを受けていたそうです。
「気持ちは若くいてもいいけれど、身体は年を重ねていることを忘れてはいけないな」と感じた出来事でした。
ちなみに義兄はすい炎の時の痛みが相当キツかったらしく、それ以降、羽目をはずすほどお酒を飲むことは無くなったそうです。
【体験者:30代・女性パート主婦、回答時期:2024年10月】
※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
ltnライター:Hinano.N
不動産・金融関係のキャリアから、同ジャンルにまつわるエピソードを取材し、執筆するコラムニストに転身。特に様々な背景を持ち、金融投資をする女性の取材を得意としており、またその分野の女性の美容意識にも関心を持ち、日々インタビューを重ね、記事を執筆中。