子どもの風邪がなかなか治らないため小児科を受診したところ、咳き込むA子を見て医師が「お母さんの方が調子が悪そうな気がするのでレントゲンを撮りましょう」と提案してくれて……?
自分の体調は二の次
A子には3歳と0歳の子どもがおり、幼稚園に通う3歳の娘が風邪をもらってくると、0歳児もかかるというループを繰り返していました。
今回も、娘の風邪が治ったと思ったら0歳児が咳を始め、小児科を受診しました。
お薬をもらい安静にさせていたものの、なかなか完治せず、連日病院に通う日々。
A子も咳が出ていましたが、大人は大丈夫だろうと思い、子どもの心配ばかりしていました。
病状を説明していると
診察室に入り、子どもの病状を説明しながら咳き込むA子。
顔色も悪く、話すのもしんどそうなA子の様子をみた医師が、
「お母さんの方が調子が悪そうな気がする。レントゲンを撮りましょう」
と提案してくれ、A子もレントゲンを撮ることになりました。
レントゲン結果は
レントゲン結果をみた医師が
「お母さん、これはいけません。子供さんよりひどい肺炎になっています。入院した方がいいけど、とりあえず点滴しましょう」
と親子で並んで点滴を受けることに。
診察してくださった病院は小児科だったことと、入院設備もないため、「紹介状を書きましょう」と医師から提案がありました。
一旦家族と相談しますと保留にし、薬をもらって帰宅。
夫が仕事を休んでくれる様子はなく、幼い2人の子どもを置いて入院もできないため、実家に相談して帰省することに。
気づいてくれてありがとう
翌日、小児科で紹介状を書いてもらい、A子と子どもたちは友人の運転でA子の実家へ。完治するまで数週間、療養しました。
ほぼワンオペ育児で一生懸命になっていて、自分の体調は全く気遣っていなかったことを反省したA子。
「小児科の先生が気付いてくださらなければ、大変なことになっていましたよ」と転院した病院の医師に言われ、小児科の医師の声掛けに大いに感謝したそうです。
【体験者:50代・女性会社員、回答時期:2024年10月】
※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
ltnライター:Kiko.G
嫁姑問題をメインテーマにライター活動をスタート。社宅生活をしていた経験から、ママ友ネットワークが広がり、取材対象に。自らが離婚や病気を経験したことで、様々な悩みを持つ読者を元気づけたいと思い、自身の人脈や読者の声を取材し、記事として執筆。noteでは、糖尿病の体験記についても発信中。