「まだ小さいから……」と思っていると、子どもが突然驚くような発言をすることってありますよね? これは私の友人から聞いた、『嫁いびりをする姑』を撃退した『5歳の息子』の話です。
息子よ、ナイス!
息子「ばあばイヤイヤ期なの?」
義母「へ?」
一瞬空気が凍りついたかと思った次の瞬間、義母は顔を真っ赤にして目の前にあったお茶を飲み始めました。
今までずっと黙っていた義父もその光景をみて、「母さんも今までやり過ぎたんじゃないか」と言ってくれたのです。
今まで家族全員が義母の支配下にあったような環境を、息子の一言が動かしてくれたのです。
息子は「イヤイヤ期」の話も「義母の意地悪」も聞いてないようで全て聞いていたんですね。
それからというもの、息子に「イヤイヤ期」と言われたのがよっぽど恥ずかしかったのか、嫌味も意地悪も激減し、義父や夫、そして私も少しずつですが義母に言い返せるようになりました。
今では家の雰囲気もだいぶ良くなり、そのきっかけを与えてくれた息子に本当に感謝しています。
一生分の親孝行をしてくれたと思っています。
【体験者:30代・女性主婦、回答時期:2024年10月】
※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
ltnライター:かたひらむぎ
大手マスメディアに勤務し、結婚を機に退職。現在は2児を育てる専業主婦ライター。家族や友人など、波乱万丈な人生を送る人たちに囲まれ、取材対象に。インタビューを行う中で「事実は小説よりも奇なり」を実感。体験者のリアルな思いを読者に届けるべくltnで活動中。