自分の都合をゴリ押ししても、受験の神様はすべてお見通し? PTAの役員決めは誰もがちょっぴり気が重いもの。今回は筆者の友人U子が経験した、PTA役員決めで起きた出来事とその驚きの結末エピソードをお届けします。

誰も予想しなかった、まさかの結末……!!

U子も副会長という大役を引き受けることになり、「なんだかな」と釈然としませんでしたが、この状況で役員を引き受けたママたちはA子さんをはじめ、みんないい人たちばかり。
「幼稚園最後の思い出作りだと思って、せっかくだから頑張ろう!」と気持ちを切り替えて前向きに取り組んだPTA活動は、みんなと仲良くなれて意外と楽しいものでした。
そして年末、小学校受験の結果が出る時期に、まさかの驚きの事態が!
役員を拒否したお家はすべて、第一志望にご縁がない結果に。
そして、誰もが敬遠したPTA会長を引き受けたA子さんのお子さんが、屈指の難関小学校に合格!
「お友達たちが一生懸命やってる姿を見て、やりたいって言うから受験させてみたの」
と謙遜気味に語るA子さん。
PTAの仕事もこなした上に難関小学校に合格という快挙に、ママ友をはじめ幼稚園の先生からも称賛の嵐。
受験が大変だというのはわかりますが、自分の利益ばかり考えず、周りのために動けるママのお子さんが選ばれたことに、受験の神様はいる! と周りの誰もが納得という出来事でした。

【体験者:30代・主婦、回答時期:2024年4月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:Sana.Y
医療機関に勤めるアラフォーワーキングマザー。新卒で化粧品メーカーに入社後、結婚出産を機に退職。現在は転職し子育てと仕事の両立に励む。自分らしい生き方を求め、昔から好きだった書くことを仕事にしたくライターデビュー。化粧品メーカー勤務での経験や、会社でのワーキングマザーとしての立ち位置、ママ友との情報交換を通して美容や教育、女性の生き方を考えた情報を発信している。