筆者の知人が出会いを求めてポジティブな気持ちで参加した合コン。しかし、事態は急変して、女友達とのトラブルに発展したようです。今回は筆者の知人が体験した合コンでのエピソードを紹介します。

合コン

この日私は恋人のいない女友達A子と合コンに参加することに。

合コンは繫華街で開催される予定です。私は繫華街から電車で数駅の場所に住んでいるのですが、A子は自宅が遠いため、電車を乗り継いで合コン開催場所にやってきました。

A子の自宅が遠いこともあり、事前に2人で「終電までには帰ろうね!」と話し合っていたのですが、合コンは思いのほか盛り上がりあっという間に終電の時間に。

後ろ髪を引かれる思いはあったのですが、男性メンバーに終電の時間が近いため帰宅することを伝えると、男性メンバーの1人・Y太さんが「タクシー代払ってあげるからもう少し飲もうよ。」と提案してきました。

私は自宅も近いので帰りはなんとでもなるので、どちらでもよかったのですが、A子がまだ飲みたいと言うので一緒に残ることにしました。

危険な雰囲気

その後も楽しく飲んでいたのですが、お酒のせいもあってか徐々に男性からのボディタッチが激しくなってきました。

A子もかなり酔っている様子で、このまま残るとトラブルに発展しそうだと感じたので、Y太さんに私とA子は帰ることを伝えたのですが、Y太さんは「いま帰るならタクシー代はなしね。」と。

だからといってトラブルに巻き込まれてしまっては元も子もないので、私はA子の手を引き店を出ました。

女同士のトラブルに

お店を出るとA子は「タクシー代もらってないのに何で帰るの!?」とブチギレ。私は冷静に「A子もかなり酔ってるし、あのまま飲んでたら危なかったと思うよ。」と伝えたのですが、A子の機嫌は直りません。

A子の自宅まではタクシーで7000円ほどなので、私は仕方なくA子に一万円札を渡し「これで帰って。」と納得してもらい帰ってもらいました。

ただそれ以降A子とはお酒の席で会わないようにしています。

まとめ

人のお金をあてにして、その場を楽しんだにもかかわらず、そのお金が手に入らなかったからと、危険を回避してくれた友達に文句を言うのはお門違いですよね。

もしもそのまま残っていても、なんやかんやでタクシー代はもらえなかったかもしれません。それどころか、トラブルに巻き込まれる心配もあったでしょう。

楽しい時間を過ごすのはいいですが、お酒はほどほどに自分で責任を持って飲むべきですね。

【体験者:30代・女性会社員、回答時期:2024年10月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:Emi.A
夜の世界での接客業を経て、会社員に転身。その経験を生かして、男女の人間関係を中心にコラムを執筆。結婚と出産の際に会社員として苦労した経験を経て、働く母親世代の思いにも寄り添うべく、執筆業専門に転身。現在は、男女関係、ワーキングマザーのリアルを描くライティングを行う。