幼い子どもはよく体調を崩します。重要な仕事や楽しみにしていた予定をキャンセルせざるを得ない場合もありますよね。本当はそんなことはないのに「子どもの看病は母親にしかできない」と思われがちで、どうしても嫁が外出したいときには夫や親と衝突してしまうこともあるようです。今回は私の友人A子から聞いた、子どもが体調不良でも同期との飲み会を優先する夫の話を紹介します。

夫も急な予定を入れていた……

A子は夫に「早めに帰ってきてあげてほしいんだけど」とお願いしました。しかし、夫は「俺も今から同期と飲みに行くことになったからムリ」と言ってくる始末。夫はあろうことか、A子の母が子守りをしてくれているのをいいことに、自分も当日急な予定を入れたのです。

あれだけA子のことを母親失格などと責めておいて、自分も飲みに行くと平気で言う夫にA子は怒りを通り越して呆れてしまいました。夫には「気づいてないかもしれないけど、一応あなたも親だよ」と送っておき……。結局、子守りはA子の母親1人でしてもらうことになり、早めに飲み会を切り上げるしかなかったA子でした。

子どもが体調不良のときに、嫁だけ外出禁止にされたらイライラしてしまうかもしれません。嫁自身が納得したうえで子どもの看病のために外出を控えるなら問題ありませんが、それを夫から強制はされたくありませんよね。嫁や母親が子守りをしてくれるからと信頼しきっているのかもしれませんが、やはり夫婦ならサポートし合う関係性が望ましいですね。

【体験者:30代・女性主婦、回答時期:2024年10月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:ichika.K
2児の育児を機に、ママの悲喜こもごもを描くライターとしての活動をスタート。子育てメディアなどの執筆を経て、独立し現在はltnでコラムを連載中。大手企業の総合職でのOL経験、そこから夫の単身赴任によりワンオペでの育児を行った経験から、育児と仕事を両立するママの参考になる情報を発信すべく、日々情報をリサーチ中。