子どもは性別に関係なく可愛いものです。しかし、中には「男の子だから」「女の子だから」といって、我が子への接し方を変える親もいるようで……!? 今回は私の友人A子から聞いた、姉と自分には古い冷ごはん、弟には炊き立てごはんを食べさせようとする母親の話を紹介します。
厳しかった母
私には姉と弟がいます。幼い頃から姉弟の仲は良い方で、よく3人で遊んでいました。
今思えば、結構な教育ママだった私の母。子どものしつけにも厳しく、ちょっとでも良くないことをしたりふざけたことをするとすぐに叱られていました。厳しさの中にも愛情は感じていたので、母のことは大好きでした。
古いごはんは私の担当?
しかし、私には母のやり方でどうしても納得いかないことが1つあったのです。
父はいつも仕事で帰りが遅かったので、いつも晩ごはんは母と姉と弟と4人で食べていました。晩ごはんのとき、前日に炊いた古いごはんが余っていると、母は必ず弟ではなく私か姉に「古いの食べてくれる?」と聞いてきました。「余ってるなら食べようかな」くらいの軽い気持ちで、いつも「いいよ」と答えていた私。姉も気にはしていなかったようです。しかしある日私は、同じことを弟に聞いているのを一度も聞いたことがない、ということに気付いたのです。