地震大国と言われる日本。震災対策として、備蓄を用意するご家庭も多いことでしょう。
ローリングストックという方法であれば、賞味期限を気にしつつ味にも親しめるのでオススメです。
筆者の友人A子さんも備蓄をしっかりしていたのですが、まさかすぎる出来事が!?

買っても消えていくストック。一体なぜ??

高校生の息子と夫の三人暮らしのA子さんのお話です。
地震などの災害に備え、パントリーには水や食料を常備していました。

その中でも特に、ラーメンやパスタなどの麺類のストックは切らさないようにしていました。
それは家族皆麺類が好きということと、高校生の息子がとにかくよく食べるからです。

しかし、ある時からラーメンが一気になくなっていることに気が付きました。
買い忘れていたかなと思って買うも、A子さんが使う前に無くなっているのです。
夫や息子に尋ねても「食べていない」と言うし、ゴミ箱にも食べた形跡がありません。
不思議に思っていた、その時でした。

何の匂いだろう? 息子の部屋から漂う香り

息子の部屋に入ると、なんだか香ばしい良い匂いがしたのです。
ポテトチップスのような、ジャンクフードの匂い。

「夜中に何か食べたのだろう」そう思い息子の部屋のゴミ箱を見るも、何も入っていません。
そもそも息子は綺麗好きなので、部屋は常に綺麗に片付いているのです。

帰宅した息子に尋ねると、まさかの事態が発覚! それは……

事件解決してスッキリ! もう、ちゃんと言ってよね!(笑)

ラーメンを食べていた犯人は、息子でした。
そしてその食べ方は、A子さんには全く想像もつかないものでした。

なんとお湯も使わず袋麺に付属の粉を入れて、スナック菓子のように食べていたのです。
どうやらSNSでその食べ方を知ってハマったそうですが、A子さんに怒られると思って黙っていたとのことでした。

さらに食べ終わったゴミは食べ終わった後、すぐに自室のゴミと一緒にゴミ出し袋にまとめて捨てていたそうで、まさに証拠隠滅。
正直に言ってくれたら怒らないよ! と、家族で大爆笑して事件は解決しました。

A子さんは「もしかして私、ボケた!?」と、内心焦っていたのは内緒です!

まとめ

夜中に親にバレないようこっそり家の物を食べるのって、背徳感も相まって楽しいのかもしれませんね。あまり夜遅くに食べすぎると体に良くないと思いそこは注意したそうですが、まさかの新事実に、こちらも思わずクスッとしてしまいました。

【体験者:40代・パート主婦、回答時期:2024年1月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:Yuki.K
飲み歩きが趣味の元キャバ嬢。そのキャリアで培った人間観察力でコラムを執筆中。すっと人の懐に入ることができる天然人たらしが武器。そのせいか、人から重い話を打ち明けられやすい。キャバクラ勤務後は、医療従事者として活躍していたが出産を機に退職。現在はこれまでの経験で得た人間関係を取材に生かし、主に女性の人生の機微を記事にするママライター。