小さな子どもを連れてのお出掛けは、ただでさえ大変なものです。自分の子どもだけでも精一杯なのに、よその家庭の子どもまで押し付けられては困ってしまいますよね。今回は友人が放置子問題に直面したエピソードをお届けします。

先生の対応でスカッと!

その後、監督係の先生がやってきて「子どもさん見ておきますよ」と言ってくれたのですが、なんとかY美を反省させたいと思った私は、つい「こちらのお子さんは私の子どもではないんです」と告げ口をしてしまいました。

すると先生は、大声で「この子の保護者の方、いらっしゃいますかー?!」とアナウンス!
会場中に響き渡る声に、Y美は慌てて戻ってきて、すぐに子どもを連れてそそくさと会場を後にしました。周りの視線が自分に集中して、さすがに恥ずかしかったようです。

まとめ

「ちょっとやりすぎたかな?」と、自問自答しながらも、私の心はスッキリしていました。
この出来事をきっかけに、誰かの優しさに甘えて当然と考えるのではなく、最低限のマナーを守るということを、Y美が心掛けてくれるといいのですが……。
私自身も、周囲への配慮を忘れずにいたいと思った出来事でした。

【体験者:30代・女性主婦、回答時期:2024年9月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:藍沢ゆきの
元OL。出産を機に、育休取得の難しさやワーキングマザーの生き辛さに疑問を持ち、問題提起したいとライターに転身。以来恋愛や人間関係に関するコラムをこれまでに1000本以上執筆するフリーライター。日々フィールドワークやリモートインタビューで女性の人生に関する喜怒哀楽を取材。記事にしている。