義母からの援助要求で家計がピンチ!
結婚して数年が経つ友人のBは、義母の金の無心に悩んでいました。
最初は少額だった援助も、いつの間にか毎月のようにお金を要求されるようになり、その金額もどんどん膨らんでいきました。
「少しでも助けになれば」と始めた援助。しかし、義母の要求は徐々にB夫婦の家計を圧迫。いくらBが節約を心がけても、まるで焼け石に水の赤字家計。
夫に相談しても「母さんには他に頼れる人がいないんだ」と、まるで話にならない。
義父が亡くなって一年。心配する気持ちも分かるけれど、このままじゃ私たちの生活が成り立たないと悩んでいました。
信じられない! 隠された真実とは
Bは意を決し、義母と話し合うことに。アポなしで義実家を訪ねると、そこには目を疑う光景が!
なんと、扉が半分開いた奥の和室には、某劇団員のグッズが山のように置かれていたのです。 壁一面のポスターに大量のグッズ、さらにはメンバーのフィギュアまで!
私たちにお金をせびる一方で、自分の趣味にはこれだけお金を使っていたなんて。Bは裏切られたような気持ちになり、ふつふつと怒りが込み上げてきました。
部屋を見られたことに気付かない義母は、ドラマの再放送に夢中です。Bはトイレに行くふりをして立ち上がりました。夫にもこの真実を教えてやる! Bはこっそりグッズの写真を撮り、その日のうちに夫と話し合いをすることに。
援助打ち切り! 義母の反撃も華麗にスルー
「ちょっと、これ見て! ずいぶんと推し活がお盛んなようで? 全然余裕あるじゃん!」「だいたいさ、お義母さんには年金も遺産もあるよね? うちが援助する必要ある? もう無理だから!」
「まさか、母さんが……」さすがに驚き、声も出ない夫。Bは今がチャンス! と夫を説得し、援助を打ち切ることを約束させました。
そして後日。夫が援助打ち切りを電話で伝えると、すぐさまB宅に乗り込んできた義母。
「育てた恩を忘れたのかい?」と夫に泣きつき「あんたはあの鬼嫁に騙されているんだよ!」とBを指さし、大袈裟に泣きわめきます。
しかしBは冷静に「私たちにも生活があります。お義母さんは年金と遺産で十分暮らしていけるはずです」と告げた。
推し活もいいですが、ほどほどにしてもらいたかったですね。その後も義母はしつこく連絡をしてきましたが、Bは全力でスルーしました。今は全ての連絡手段をシャットアウトしてスッキリ! 穏やかな日々を送っています。
【体験者:40代・主婦、回答時期:2024年5月】
※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
ltnライター:N.tamayura
長年勤めたブラック企業を退職し、書くことを仕事にするためライターに転職。在職中に人間関係の脆さを感じた経験から、同世代に向けて生き方のヒントになるような情報を発信すべく、日々リサーチを続けている。